カーリースが損と言われる理由とは
カーリースは、ディーラーでローンを組んで購入するのと比べて損なのでしょうか?
答えは、
支払い総額では損!
となります。
車検代・オイル代・重量税全て含んでいるから
下の図を見てください。
このように、カーリースは
「車両本体」
「車検代」
「メンテナンス料金」
「重量税」
の全項目に利息がかかり、それを月払い(ローン)で支払う事になります。
(ほかにも保険代などオプション料金も加えるとさらに項目が増えます)
逆にディーラー購入の場合は、「車両本体」のみにしか利息がかかりません。
ディーラー購入は「車検代」「メンテナンス料金」「重量税」に利息がかかっていない分、支払い回数が同じであれば、総額ではカーリースのほうが多く支払う事になるというわけです。
これがカーリースは損だと言われる理由です。
カーリースは損と言われても人気の理由
支払い総額では確かに多く払う事になるカーリース。
でも、毎年必要な重量税や、新車なら3年目・以降は2年ごとにかかってくる車検代など、一度に大きなお金を用意する事を考えてみてください。
あなたが大企業のサラリーマンならボーナスも十分にあるでしょうから、車検代や重量税の支払いで困る事はないでしょう。
でも、ボーナスのない会社であったり、学生であったり、アルバイト・パートだったり、派遣社員だったりしたら、一度に大きなお金を用意する事は簡単ではないでしょう。
それよりも、少し多めに払う事になっても、契約年数の間はずっと月額が一定のほうが、安心して生活設計も立てられると思いませんか?
カーリースは総支払額では確かに損かもしれませんが、
車検代や重量税の不安から解放され、安心して自家用車を維持できるというのが、実は最大級のメリット
なのです。
このメリットこそがカーリースの魅力であり、学生や主婦にも人気の理由となっています。